ABT初見は夢にまで見たアンヘル&パロマの熱いコンビによるドンキホーテ。スターの競演でアンヘルがパロマの体に触れると熱いものを感じる、今にも弾けそうだ。熱いダンサーはいいね、と語り二人のグランパドドゥが始まる。まさに、情熱的ですかっとするような二人でこのコンビのドンキ全幕をいつか絶対に見る!と密かに誓っていたので夢がかないました。

二人が登場するとぱっと花がさいたよう、花のある二人。アンヘル君はいきなりやってくれます。くるくる高速回転。やったーって感じで気持ちいい。ほんとに彼ってばまるでスケート選手のように早く回る。そしてぴたっと止まる。ポーズ。パロマとのコンビネーションも完璧。テンポが完璧に一緒。全幕でこんなに何度も思いっきり拍手したのは初めて。お義理でなくほんとに拍手したくなる。パロマとの掛け合いもおもしろい。お互いに他の人といちゃついて、やきもちを妬かせあいっこして、もう!っとすねたり。かわいかったのは、キトリがドンキホーテにエスコートされて踊り、バジルが「なんだよー、あんなおやじにちゅぱちゅぱキスさせてー!」ってバジルが自分の腕にちゅぱちゅぱちゅーしながら言うとこ。ほんとに天然で明るいバジル。そんな恋のかけひきも楽しんでる二人。回りももういつものことだからねって感じで二人のお遊びに付き合ってる。情熱の国スペインなんで、みんなそんなかけひきを楽しんでバジルに声をかけられて嬉しそうにいちゃいちゃする。あっかるいのだみんな。

エスパーダのデビッドホールバーグは王子様の風貌で少し上品な感じ。もっといやみな感じもあっていいかなという気もしたが、だんだん乗ってきたらかっこよいーでした。

ドンキホーテ、ガマーシュもみんな小芝居がおもしろくてかなり笑わせてもらった。アンヘル君狂言自殺のとこかみそりを抜こうとして抜けないキトリが足でぐいぐいバジルの体を踏みつけて抜くのおもしろかった。ビデオにはなかった。死んだふりのバジルの手を胸にあててこの人と結婚させてーと父さんに頼むとこ、アンヘル君は両手をキトリの両胸にあててもみもみするのもおもしろかった。バリシニコフは片手だけで触ってた。サッシャラデッツキーはジプシーの頭。ジャンプがきれいで素敵だったけど出番少ない。

パロマ、手を離してのバランス、スターのの時はすごく長い時間してたけど今日は一瞬でちょっとあれっと思ってしまったがまあ仕方ない。他はすごい良かったから。

最後は大熱狂のうちに終幕。



7/28(木)
東京文化会館
「ドン・キ・ホーテ」

アメリカンバレエシアター

バジル=アンヘル・コレーラ
キトリ=パロマ・ヘレーラ

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kyonのバレエ観劇記























































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